患者様の期待に応える、高水準の医療を提供することの誇り
私が横須賀共済病院で働き始めて6年が経とうとしています。入職当初は自分のことだけで精一杯でしたが、最高の医療を提供する意識の高い先輩やドクターたちと仕事をするうちに、「技術・意識の両面でレベルの高い看護師になりたい。そのためにはここが最良の場所だ」と感じるようになりました。
私の働く循環器内科はカテーテルアブレーション(不整脈の治療法のひとつ)の第一人者である高橋淳先生が在籍していることもあり、治療件数がとても多く、患者様が求めるレベルも高度です。その患者様たちに「ここに来てよかった。さすがだね」と笑顔で退院していただいたり、ターミナル期の患者様や亡くなられた患者様のご家族に「あなたがいてくれてよかった」「あなたに最後をみてもらってよかった」と言っていただいた時には、この病院で看護師として働く喜びを深く感じました。全国から当院を選んで来ていただいた患者様に対して高水準の医療を提供する責任は重いですが、それを果たしている充実感と、現場の一員であることの誇りを胸に、毎日の看護を行っています。
スキルアップをめざす看護師にうれしい支援制度が充実
かかりつけ医などからの紹介による専門的な治療や、地域全体の急性期医療を担当することが当院の使命です。その大きな役割に積極的に立ち向かう意志を持った方、向上心があり、スキルアップに強い意欲のある方にこそ、ぜひ来ていただきたいですね。当院は、やる気をバックアップする教育体制が充実しています。 例えば看護師の能力を測る基準であるラダー制度は、個人のスキルアップに対する努力を正当に評価してもらえますので、大きな励みになります。また、任意で受ける研修も遠慮なく申請できます。
とくに女性は結婚や出産、育児などに合わせたスケジュールを組めますので、とても心強いと思います。一人ひとりにプリセプター(担当の先輩)がつく制度もありますから、不安や心配ごとは気軽に相談できます。さらに当院は新人をチーム全員で支援する体制を整えており、個々の性格やレベルに応じた教育プログラムを考え、確実に成長できるように指導・教育を行っています。地域の方々の期待に応えるため、看護師の臨床実践力のレベルアップに励み、教育環境も整備されていると自負しています。
看護師として、指導者として、人間的にも大きく成長していきたい
私は今、臨床実技を指導する立場ですが、実習生たちにできるだけ丁寧にわかりやすく教えるためには、常日頃から自分自身も技術や知識を学び続けるべきだと考えています。そこで、院内の図書室にある書籍や資料を読んだり、パソコンを使って勉強できる『eラーニング』を活用しています。また看護サービス委員会に参加し、他部署の看護師やドクターたちと、業務の改善や楽しく仕事をする方法についても議論しています。こうした勉強やミーティングを続けながら、これからも理想の看護師を目指してスキルアップしていきたいと思います。
そして看護師には人間的な成長も不可欠です。同じ一つの出来事に対して、あわててしまうのも自分、落ち着いて対処するのも自分。目に見える事象に左右されず、態度は自分で選ぶよう意識しています。また、チームの一員として病棟の雰囲気が楽しくなるように努めていますし、後輩にも看護の楽しさを感じてもらえるよう努力したいと思っています。当院は結婚した後も仕事を続ける方が多く、勤務時間の調整など、支援体制が整っています。もし自分が結婚・出産で一時仕事を離れることになっても、ぜひまた戻ってきたいですね。