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CCU(冠動脈疾患集中治療室)の先輩と後輩の声


先輩と後輩の声
【右:プリセプティ(2017年度入職新人看護師Aさん)】
私が看護師を目指したきっかけは、進路を迷っていた時に学校の先生に看護師に向いているのではないかと言われたことです。以前から医療系には興味があったので看護師を目指してみようと思い大学に進み、学んでいく中で看護の面白さを感じました。
入職すると、看護師にはプリセプター制度というものがあって、新人に対して先輩が一人ついて下さって、私の一年間の成長を見守ったり、いろんなことを教えてくださいます。そのような中でゆっくりと成長していけるので、安心できます。実践では、最初は寝たきりだった患者さんが退院に近づき、ご本人がすごく喜んでいる姿を見られるのは本当にうれしいです。私は看護師として、この人が良くなるためには、自分がどう関わればいいのかを考えることを大切にしていて、それは難しいけどやりがいがあるし、誇れる仕事だと思っています。

【左:プリセプター(5年目看護師)】
私は、2年間続けてプリセプターという役割をいただいていています。入職した1年目の看護師は右も左もわからなくて、患者さんのケアも学校で学んだ大まかなことしかわからないし、不安しかないと思います。そのような中でも、少しずつできることが増え、積極的に患者さんに向き合うことができてきています。今Aさんは入職4ヶ月目になり、患者さんの受け持ちも開始しています。積極的にケアに入っていく姿を見ることができて、プリセプターとしてうれしいです。今後は、担当患者数を増やし、秋頃には夜勤も始めていく予定です。
新人は、今も今後も不安や分らないことなど多々あると思いますが、プリセプターやその他の病棟の先輩看護師にいつでも相談してもらって、できることをどんどん増やしていってほしいなと思っています。また、Aさんは、入職してすぐの頃、プリセプターの私に、患者さんの安全安楽をきちんと考えられるような看護師になりたいということと、1年目ではあるけれどきちんとメンバーシップを発揮できるような看護師に成長していきたいという目標を教えてくれました。なので、その2つの目標に向かってAさん自身に頑張ってほしいと思っていますし、私はプリセプターとしてAさんがその目標を成し遂げられるように精一杯お手伝いしていきたいと思っています。何よりも看護師として資格を持って働くからには自信と誇りを持って仕事を続けていってほしいですし、私もAさんと一緒に仕事を続けていきたいなと思っています。

バックナンバー

2013年

2013年春入職 新人看護師が語る
Sさん(血液内科・腎臓内科)
Yさん(循環器内科・心臓外科)
Aさん(泌尿器科)

2010年

横須賀共済病院の看護部で働くということ
Sさん(救急救命センター)
Fさん(産科)